[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
高等教育・研究省
元記事公開日:
2023/06/21
抄訳記事公開日:
2023/06/30

「ライデンランキング」33機関がランクイン

L’augmentation du nombre d’établissements français dans le classement Leiden 2023 conforte la reconnaissance scientifique de la France à l’étranger

本文:

 高等教育・研究省は21日、オランダのライデン大学が発表する「CWTSライデンランキング」2023年版に、フランスの高等教育33機関がランクインしたと発表した。前回より3機関増えたことになる。

 2011年から同大が毎年発表しているこのランキングは、「著作物の量や影響力」「国際共同研究への積極性」「オープンにされている科学論文の度合い」「論文発表者に占める女性の割合」の4点を主な基準とする高等教育機関の格付けである。今回は世界1,411機関が評価対象だった。

 このうち「著作物の量や影響力」の基準で、フランスは500位以内に14機関(前回比1機関増)が入った。国別では、中国、アメリカ、ドイツ、英国、豪州、韓国、カナダ、イタリアに次ぐ世界9位で、順位は前回や前々回と同じだった。フランスの最上位はパリ=シテ大学(世界106位、欧州内16位)で、次いでソルボンヌ大学(世界110位)、パリ=サクレー大学(同123位)、エクス=マルセイユ大学(同198位)となり、これら4大学が「世界で最も優れた200大学」の一角を占めることとなった。

 ほかの基準では、フランスの上位校は次の通り。(順位はいずれも世界順位)

 【国際共同研究の積極性】▽ソルボンヌ大学(11位)▽パリ=シテ大学(19位)▽パリ=サクレー大学(28位)

 【オープンにされている科学論文の度合い】▽ソルボンヌ大学(76位)=オープンアクセスの比率は82.3%

 【論文発表者に占める女性の割合】▽ソルボンヌ・パリ北大学(187位)=女性の割合は41.1%

(参考)2022年6月23日付公開記事

[DW編集局]