高等教育・研究省は6月28日、イギリスのクアクアレリ・シモンズ（QS）社が毎年発表する「QS世界大学ランキング」の2024年版で、フランスの最高位は前年と同じくパリ科学・人文学大学（PSL）となり、世界で24位（前回6位）、欧州で7位（同8位）だったことなどを明らかにした。

　同省の発表によると、今回はフランスからは高等教育35機関がリストに入った。このうち、エクス＝マルセイユ大学は世界387位だったが、順位が前回から103位アップする躍進を見せた。またフランシュ＝コンテ、リモージュ、ソルボンヌ＝パリ北の３大学が初めてランクインした。

　100位以内に入ったのは、PSLのほか、38位のパリ工科大学（前回48位）、59位のソルボンヌ大学（同60位）、71位のパリ=サクレー大学（同69位）の4校で、米国、英国、オーストラリア、中国、香港、韓国に次ぎ、世界で7位だった。

[DW編集局]