[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立科学研究センター(CNRS)
元記事公開日:
2023/07/11
抄訳記事公開日:
2023/07/20

CNRS、タイ2大学と共同ラボ設置へ 生物、環境などの分野で

Un nouveau laboratoire franco-thaïlandais sur le lien entre biodiversité et santé

本文:

 フランス国立科学研究センター(CNRS)は11日、タイのマヒドン(Mahidol)、カセサート(Kasetsart)の両大学とともに、生物多様性や環境、医療分野の共同研究室を設置すると発表した。両国の機関が合意書に署名した。CNRSが同国の機関と共同で研究室を設けるのは2例目という。

 CNRSによると、対象となる分野・領域は、健康(Health)、疾病生態学(Disease Ecology)、環境(Environment)、関係の政策(Policy)で、研究室はこれらの英語の頭文字を取るなどして「HealthDEEP」と称する。生物多様性や人間の医療に関する研究拠点にするとともに、関係する教育や政策担当者との対話の拠点にもしたいとしている。

 共同研究室は、タイの首都バンコクと西部カンチャナブリ(Kanchanaburi)に設けられる予定。

 

[DW編集局]