[本文]
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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 科学技術情報通信部(MSIT)
- 元記事公開日:
- 2023/06/24
- 抄訳記事公開日:
- 2023/08/01
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「韓国・ベトナムデジタルパートナーシップ」でグローバルデジタルイノベーションをともに先導
- 本文:
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(2023年6月24日付、韓国技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)
科学技術情報通信部は、ユン・ソンヨル大統領が6月24日、ベトナム・ハノイのサムスン電子R&Dセンターを訪問したことを明らかにした。訪問目的は、韓国が主要経済協力国であるベトナムと「グローバルデジタルイノベーションをともに先導」するというビジョンを広め、ベトナム・韓国科学技術研究院(VKIST:Vietnam-Korea Institute of Science and Technology)やKorea IT Schoolで教育を受けた若者、韓国のベトナム進出企業で働く若者を激励することであった。ベトナムのチャン・ルウ・クアン副総理とフイン・タイン・ダット科学技術部長官、韓国のイ・ジョンホ科学技術情報通信部長官、イ・ジェヨン会長をはじめとするサムスン電子R&Dセンターの役職員らが同席した。
ユン大統領は、若者との対話に先立ち、イ・ジョンホ長官らとともに、両国の協力状況について説明を受けた。まず、VKISTは、「汎用自立走行ロボット」など韓国科学技術研究院(KIST)とVKISTの共同研究の成果を披露した。VKISTは、KISTをモデルとして設立されたベトナムの未来型科学技術研究機関である。次いで、Korea IT School(KITS)で教育を受けた後、コンピュータープリンター製造企業であるDS Globalで勤務している若者の教育・就業経験が紹介された。KITSは、ベトナムの若者へのソフトウェア教育と現地韓国企業への就業を支援するプログラムである。2019年から現在まで、208名が履修し、このうち172名が現地韓国企業にインターンとして採用された。その後、ベトナム進出韓国企業のKHバテックから、フォルダブルヒンジ分野で世界市場シェア約80%を達成し、約9,000名の現地雇用を創出した両国の協力の成果について説明された。
その後、一行はサムスン電子R&Dセンターに移動し、「デジタル未来世代との対話」の機会を持った。KITSの研修生、VKISTの研究員、ベトナム進出韓国企業や韓国進出(希望)ベトナム企業の社員ら、約50名の韓国とベトナムの若者たちが参加した。司会進行は、KITS修了後にメガゾーンベトナム法人に就職した若者が行った。そして、韓国留学経験を持つハノイサムスン電子R&Dセンターの社員、ベトナム事業成長を試みるココナッツサイロの代表、韓国企業との協力拡大を希望するFPTソフトウェアコリアの副社長らが、二国間の交流経験を語り、国際共同研究や文化協力など両国の交流拡大を提案した。
[DW編集局]