[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
科学・イノベーション・技術省(DSIT) 
元記事公開日:
2023/06/21
抄訳記事公開日:
2023/08/28

政府、運動神経疾患研究への5,000万ポンドの資金提供公約を継続

Government continues delivering on £50 million funding pledge for motor neurone disease research

本文:

(2023年6月21日付、科学・イノベーション・技術省(DSIT)の標記発表の概要は以下のとおり)

政府は本日、運動神経疾患(MND)の最先端研究に約束された5,000万ポンドの資金のうち、これまでに約4分の3が英国全土のプロジェクトに提供されたと発表した。これらの資金は、この萎縮性疾患に対する治療の進歩を加速することが期待される最先端の研究を支援するものである。新たに割り当てられた資金は、医学研究会議(MRC)を通じて研究者に与えられる700万ポンド弱の助成金である。

政府は、2022年からの5年間でMNDに対して少なくとも5,000万ポンドの資金提供を約束している。この投資は、MNDに焦点を当てた、英国の世界有数の科学者による研究の進歩を強化するために、DSITと保健・社会福祉省によって行われている。最近の成功例として、この病気の原因となる分子プロセスを研究するフランシス・クリック研究所による幹細胞研究、新規治療法の有効性評価のための臨床試験で使用されているMNDの新検査方法の英国認知症研究所(DRI)による開発などがある。

今回発表された700万ポンドの資金提供は、新たな治療法を切り開く可能性のある新規分子の研究、MNDの疾患メカニズムの研究、MNDのリスクとその初期段階を研究する3つの研究フェローシップを支援する。

[DW編集局]