[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2023/07/26
抄訳記事公開日:
2023/09/05

NSFとEDA、地域イノベーション・プログラムに関する相互協力を開始

NSF, EDA announce official coordination on regional innovation programs

本文:

(2023年7月26日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)

NSFと米国経済開発局(U.S. Economic Development Administration:EDA)は、地域のイノベーション・プログラムに関する省庁間調整を正式に実行するための覚書に署名した。

「半導体・科学法(CHIPS and Science Act」」は、NSFとEDAに対して、「NSF地域イノベーションエンジン(NSF Regional Innovation Engine)(略称:NSFエンジン)」および「EDA地域技術・イノベーションハブ(テックハブ、Tech Hubs)」を通じて、地域の技術開発や経済と雇用を拡大する施策を実施する権限を与えている。これらのプログラムは、EDAの「ビルド・バック・ベター地域チャレンジ(Build Back Better Regional Challenge)」など、各省庁の他の多くの投資と共に、技術の進歩と商業化、イノベーションと起業、雇用創出と人材育成などを加速し、最終的に、地域の経済成長と主要技術分野における米国の競争力に貢献するものである。

覚書は、特定のプロジェクト、プログラム、および施設の調整を認めており、研究・教育関連の活動、施設、センター、データインフラ、アウトリーチが含まれる。現在進行中および将来的な協力分野には、以下のようなものがある:

■地域のイノベーション・エコシステムの持続的成長のための道筋の確立
■地域の労働力需要に基づく多様な技術者、研究者、実務者、起業家の訓練と教育
■科学的イノベーションや、提案や人材の交流を促進するための、産学官および非営利団体、市民社会、実践コミュニティにまたがる信頼できるパートナーシップ・ネットワークの形成

[DW編集局+JSTワシントン事務所]