[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
首相府投資総務庁(SGPI)
元記事公開日:
2023/08/24
抄訳記事公開日:
2023/09/25

「サイバーセキュリティの自動化」5件を採択

France 2030 : Annonce des 5 projets lauréats de la tranche 2 du grand défi « automatiser la cybersécurité »

本文:

(2023年8月24日付、首相府投資総務庁(SGPI)の標記発表の概要は以下のとおり)

政府は8月24日、公募プログラム「サイバーセキュリティの自動化」で採択したプロジェクト5件を発表した。

「サイバーセキュリティの自動化」は、破壊的技術の開発への投資により、サイバー攻撃に対する脆弱性を改善することを目指す、重要な懸案である。

2019年に開始した公募第一段階では、27件のプロジェクトを選出した。これらのプロジェクトは、当時は取り上げられていなかった有望なテーマに対応するものであり、これらに期待された経済的効果は非常に大きく、1,500万ユーロの投資に対して、1億5,000万ユーロ以上の資金調達がなされている。

今回の第二段階は、第一段階の受賞者の中からさらに選択して、最も有望な開発者と技術をさらに1年から2年かけて推進し。従来特定されたテーマを継続しつつ、新興市場におけるダイナミックな国際的活動を期待するものである。

受賞プロジェクト、受賞企業、開発内容の概要は、以下のとおり。

▽攻撃経路監視:Hackuity、Inria、Cap Gemini、Tenacy、Sanofi(攻撃者の視点に基づく革新的なアプローチによる脆弱性の検出・認定・修復プロセスの管理の最適化)

▽MOKA36:AnozrWay(人間の脆弱性に関連するサイバーリスクを検出、評価、修復するインテリジェントな自動化プラットフォームの開発)

▽Open XDR (eXtended Detection and Response) Architecture:Sekoia、HafangLab、Glimps(オープンアーキテクチャを活用し自由な技術的選択を可能とするサイバーセキュリティの確立)

▽MIB GD2:MailInBlack(ユーザー指向の個人学習用のプラットフォームの開発)

▽CYBERIA:Tehtris(機械学習などに基づく監視作業チームの負担軽減およびコストの最適化)

[DW編集局]