[本文]

国・地域名:
韓国
元記事の言語:
韓国語
公開機関:
科学技術情報通信部(MSIT)
元記事公開日:
2023/08/31
抄訳記事公開日:
2023/09/27

デジタルプラットフォーム政府の最上位統合プラットフォーム、「DPGハブ」の設計に着手

디지털플랫폼정부 최상위 통합플랫폼, 'DPG허브' 설계 착수

本文:

(2023年8月31日付、韓国技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)

デジタルプラットフォーム政府委員会は8月4日、「デジタルプラットフォーム政府実現計画」を発表した。その中心課題の一つが「デジタルプラットフォーム政府ハブ(DPGハブ)」である。DPGハブは、民間・公共のデータとサービスを安全に接続・融合させることができるように支援する民間クラウドの統合プラットフォームであり、デジタルプラットフォーム政府の最上位に位置する統合プラットフォームである。DPGハブは、デジタル支援登録保管所、デジタルパイプライン、ワンストップ簡易認証などの機能を備えており、政府省庁間および民間・公共間のデータ・サービスの障壁をなくして民間主導のイノベーションサービス開発に寄与することを目指している。

デジタルプラットフォーム政府委員会は8月31日、DPGハブの詳細設計のために、科学技術情報通信部・韓国知能情報社会振興院とともに「DPGハブ情報化戦略計画着手報告会」を開催した。報告会には、デジタルプラットフォーム政府委員会に17個設置されているタスクフォースの一つである「DPGハブタスクフォース」の委員たちも諮問団として出席し、デジタルプラットフォーム政府基本原則に基づいてDPGハブの設計方針および実現策についてさまざまな意見を述べた。

デジタルプラットフォーム政府委員会と科学技術情報通信部は、DPGハブとともにデジタルプラットフォーム政府イノベーションインフラを構成する「テストベッド」と「データレイク」を支援する事業に7月から着手している。「テストベッド」は、革新的なサービスを開発する中小ベンチャーや一般市民にサービスの開発・試験・実証に必要なテスト環境を提供し、技術支援を行うデジタルプラットフォーム政府のインフラである。「データレイク」は、テストベッドと連携して民間での活用度が高いデータを分野別に精製・蓄積して官民共同で活用できるよう開放し、分析環境などを支援するインフラであり、必須機能が実装され次第、年内にサービスを開始することになっている。

[DW編集局]