[本文]
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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 科学技術情報通信部(MSIT)
- 元記事公開日:
- 2023/09/07
- 抄訳記事公開日:
- 2023/10/05
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デジタルモデル国への飛躍にむけてASEANとのデジタル協力を加速
- 本文:
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(2023年9月7日付、韓国技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)
韓国科学技術情報通信部イ・ジョンホ長官は、9月5日から8日まで開催された韓国-ASEAN首脳会談の公式日程である「ASEANインド太平洋フォーラム」、および韓国とインドネシアとASEANが共同開催した「AIワークショップ」において、基調演説を行った。
ASEANインド太平洋フォーラムは、2019年に採択された「インド太平洋に関するASEANアウトルック(ASEAN Outlook on the Indo-Pacific:AOIP)」の実施に関する課題と協力策を議論するために開催された。長官は、包括的デジタル移行(Inclusive Digital Transformation)をテーマとしたセッションにおいて、昨年9月に発表した「大韓民国デジタル政策方針」の進捗を紹介し、今後国際的なデジタル協力をリードしていくことを強調した。
AIワークショップでは、デジタルイノベーションのための韓-ASEANデジタル協力事業などを紹介し、また、データ・人工知能基盤の多様で創意的なサービスを共同で開発し、ASEANにとどまらず世界の発展に寄与するデジタルイノベーションのエコシステム実現のために協力していくことを提案した。
また、韓国の試験・認証機関であるHCTのインドネシアオフィスを訪問し、テレビなど家電製品の電磁波測定のための試験設備を見学し、海外市場進出の際の課題や政府の支援策などについて、企業の意見を聞いた。
同部によれば、今回の訪問は昨年ユン・ソンヨル大統領が発表した韓国-ASEAN連帯構想(KASI)の一環であり、今年下半期には、ASEANサイバーシールドハッキング防衛大会(ジャカルタ)やデジタルイノベーションフラッグシップ関連事業などが予定されている。
[DW編集局]