[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2023/09/21
抄訳記事公開日:
2023/10/20

NSF、5Gネットワークの安全運用に関する技術開発に2,500万ドルを拠出

NSF invests $25M to advance technologies and communications to operate securely through 5G networks

本文:

(2023年9月21日付、国立科学財団(NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)

NSF技術・イノベーション・パートナーシップ局は、5G通信のインフラと運用に関する研究開発「コンバージェンス・アクセラレータ・トラックG」のフェーズ2に2,500万ドルを投入する。 2022年9月にNSFはトラックGのフェーズ1に16チームを選出し、フェーズ1終了後、フェーズ2に進む5チームを選出した。今後2年間、各チームは、技術開発、知的財産、財務管理と計画、持続可能な計画、コミュニケーション・アウトリーチを含む、イノベーション・起業カリキュラムに参加する。

選出チーム/チームの主導機関:

①AVOID(Automated Verification of Internet Data-paths)/ジョンズ・ホプキンス大学:敵が管理する基地局、ネットワーク、場所を避ける通信経路の再構築による安全な5G通信を確立する
②GHOST(5G Hidden Operations through Securing Traffic)/コロラド大学ボルダー校:偽情報の注入等により信頼されていない5Gネットワークを安全に運用する方法を提案する
③INDIGO(Intelligent 5G Networks Designed and Integrated for Globalized Operations)/AT&T 社:複数のゼロトラスト機能を統合し、安全で強靭かつ高品質な5G通信を保証する
④SE-RAN(Security-Enhanced Radio Access Network)/SRIインターナショナル社:O-RAN準拠の5G+モバイル・インフラ向けセキュリティ・サービスを管理するプラットフォームを開発する
⑤ZTX(Zero Trust X)/カンザス大学:5Gネットワークを通じて軍事作戦の状況認識を安全に共有できるエンドツーエンドのソフトウェアを開発する

[DW編集局]