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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 科学技術情報通信部(MSIT)
- 元記事公開日:
- 2023/09/24
- 抄訳記事公開日:
- 2023/10/26
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先端技術分野における米韓国際協力強化
- 本文:
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(2023年9月24日付、韓国技術情報通信部の標記記事の概要は以下のとおり)
イ・ジョンホ科学技術情報通信部長官は、4月の米韓首脳会談、8月の日米韓首脳会談を受けて、9月20日~9月22日の日程で訪米した。
9月20日にはニューヨーク大学のリンダ・ミルズ総長と会談。「ニューヨーク構想」以降の1年間の成果を共有し、「米韓AI・デジタルビジネスパートナーシップ」締結により、世界最高水準のAI(人工知能)国際共同研究の推進とAI・デジタル分野の国際的な人材育成のために協力することに合意したことを高く評価した。また、今後も米韓両国のデジタル分野での協力において、ニューヨーク大学が架け橋として中心的な役割を果たすよう要請した。その後、国連AIガバナンス高官会議に出席し、国連のAIガバナンスの議論への支持を表明、これが拡大し、デジタル分野全般の規範とガバナンスに関する合意が形成されることを希望すると述べた。
9月21日には米国の科学技術分野の研究支援を総括する国立科学財団(National Science Foundation:NSF)のセスラマン・パンチャナサン(Sethuraman Panchanathan)長官と会談し、韓国政府の科学技術政策方針を説明した。また、科学技術情報通信部とNSFとの半導体・バイオ経済分野の国際共同研究を迅速に進めることで同意し、量子科学技術やAI分野における共同研究の実施についても協議した。
さらに同日午後には、IBMのトーマス・J・ワトソン研究所を訪問し、量子コンピューターとAI研究の動向について説明を受け、また量子コンピューター関連施設を訪問、同分野における協力について協議した。そして、6月の覚書(MOU)署名以降、試験運用している量子リーダーシップ訓練プログラムを、年次定期化するようIBMに協力を要請した。
また9月22日、8月の日米韓首脳会談において合意した研究機関間の共同研究に関する協議を進展させるため、米国エネルギー省(DOE)のブルックヘブン国立研究所(Brookhaven National Laboratory:BNL)を訪問した。電子イオン衝突型加速器(EIC)プロジェクトにおける韓国の役割について説明し、さらに半導体や加速器などの関連研究施設を訪問し、韓国研究機関との協力のニーズなどについて協議した。
[DW編集局]