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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 科学技術部(MOST)
- 元記事公開日:
- 2023/09/22
- 抄訳記事公開日:
- 2023/10/31
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中国・「人工知能による質の高い発展」とする会議を開催
- 本文:
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(2023年9月22日付 中国科学技術部の標記発表の概要は以下のとおり)
9月21日、長城工学科学技術会議の「人工知能(AI)による質の高い発展」をテーマとする2023年大会が北京で開催された。王志剛中国科学技術部党組織書記・部長、邱勇清華大学党委員会書記が挨拶を行い、周済中国工程院議長団名誉議長、潘雲鶴中国工程院院士、張鈸中国科学院院士、曽嶸清華大学副学長らが大会に出席した。陳家昌科学技術部党組織メンバー・副部長が大会を主宰した。
王志剛部長は、「AIは、新しいラウンドの科学技術革命と産業変革をリードする戦略的科学技術であり、我が国の科学技術の飛躍的発展、産業の最適化グレードアップ、生産力全体の躍進を推進する重要な戦略的能力である。今回の会議は、『AIによる質の高い発展』をテーマとし、戦略性、緊急性、基本性において重要な意味を持つものである。新たな情勢、新たなニーズに直面して、我々はAI発展の新ラウンドの大きな機会を捉え、システム思考を堅持し、AI発展の法則と趨勢を把握し、基礎強化、発展促進、安全確保の理念に従い、トップレベルの設計を行う必要がある。体系化した工学的思考に従って科学技術研究を推進し、イノベーションチェーンと産業チェーンを有機的に融合したイノベーションエコシステムを構築し、発展が最大の安全であるという理念に基づいてガバナンス体系を構築しなければならない」と述べ、さらに、長城工学科学技術会議が、専門家を組織して工学科学、工学技術、工学応用の基礎的な問題と進化の動向を研究し、広範な議論を行い、さらに多くの工学科学技術の面における共通認識と成果を形成し、ハイレベルの科学技術自立自強の実現と、科学技術強国の建設に貢献するよう要望した。
潘雲鶴中国工程院院士、張鈸中国科学院院士、王海峰百度集団主席技術官が、AIの基礎理論、AI産業の発展、アプリケーションエコシステムの構築などの問題に焦点を合わせた基調報告を行った。科学技術界、産業界から100名近い専門家研究者の代表が会議に出席し、深い議論を行った。
長城工学科学技術会議は、科学技術部と清華大学が共催し、2020年以来、国家重点フロンティア分野の戦略的ニーズに照準を合わせ、「テーマ会議+特定テーマ会議」の形式を採用し、工学科学技術分野において啓発・革新、開放・包摂のハイエンドのシンクタンクプラットホームを構築してきた。今回の会議の主目的は、中国共産党第20回全国代表大会の「新たな発展構造の構築を加速し、質の高い発展を推進する」という重要戦略を遂行し、新たなラウンドのAI発展の重大な機会を捉え、AIの基礎理論、主要コア技術、インフラとアプリケーションエコシステムの構築などの問題に焦点を当て、議論を深め、我が国のAIの革新的な発展のための「長城」計画を提供することにある。
[DW編集局]