[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2023/11/07
抄訳記事公開日:
2023/11/21

BMBF大臣:「AIアクションプラン」でAI開発を後押し

Stark-Watzinger: Wir geben mit unserem KI-Aktionsplan neue Impulse

本文:

(2023年11月7日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)

ベッティーナ・シュタルク-ヴァッツインガー(Bettina Stark=Watzinger)BMBF大臣は本日、「AIアクションプラン」を発表した。これはドイツ連邦政府の「AI戦略(KI-Strategie)」に対するBMBFの最新の貢献を示すものである。

下記の通り、ドイツのAI環境には、より多くの研究、コンピューティング能力、熟練労働者および技術移行が必要である。

■ドイツとヨーロッパのAI
AIアクションプランの目的は、ドイツとヨーロッパが「Powered by AI」の世界で主導的な地位を獲得し、技術的主権を実現することである。
■AIへの16億ユーロ以上の投資
BMBFは現在、研究、能力開発、インフラ拡充、応用への移行に焦点を当てた50の継続的な措置によって、資金を提供している。現在の立法期間中、BMBFだけで16億ユーロ以上をAIに投資する予定である。
■研究、熟練労働者、技術移行への注力
AIコンピタンス・センター」とAI教授職を拡充し、コンピューティング能力の利用を拡大する。
BMBFは欧州との協力をさらに強化し、欧州がAIの最前線に立つための方法と措置を明らかにするために、ハイレベルのAIワークショップを開催している。研究から産業への技術移行も改善・促進すべきである。
■教育におけるAI
AIの社会的受容性を高めることも必要である。さらにAIを教育に効果的に活用する方法に関するガイドラインを策定予定である。

こうした状況を踏まえたうえで、AIアクションプランでは、最も緊急の対応が必要な11の具体的な行動分野を次の通り特定した。

1)研究基盤の継続的な強化
2)新たな視点での研究課題の設定
3)的を絞ったAIインフラの拡充
4)AIコンピタンス強化の加速
5)教育システムにおけるAIベースのテクノロジーの研究と設計
6)AIの開発と経済的機会への移行の加速
7)すべての人々に社会的利益をもたらす健康・医学領域へのAIの適用
8)AIの社会的・科学的利益に的を絞った開発
9)欧州および国際社会との連帯強化
10)AIに関する社会的対話と学際的研究の推進
11)適切で迅速かつイノベーションに優しい規制の制定

ベッティーナ・シュタルク=ヴァッツィンガーBMBF大臣は、次のように述べた。「ドイツはすでにAIエコシステムの基盤を構築しているが、ドイツとヨーロッパが世界を主導する地位を築けるよう、AIアクションプランによってさらにこうした基盤を後押しする。このアクションプランでは、研究から学校での利用まで、11の行動分野で、どのような方法で成功へ導くことができるかを示した。特に重要なことは、研究基盤のさらなる強化、AIインフラの拡充、教育におけるAIの活用、AIの応用へのより良い移行、である。同時に、このアクションプランによって、BMBFが果たす中心的な役割が明確となり、AIへの取り組みを一段と高めるものである」

[DW編集局]