[本文]

国・地域名:
中国
元記事の言語:
中国語
公開機関:
科学技術部(MOST)
元記事公開日:
2023/09/28
抄訳記事公開日:
2023/11/29

中国・フィリピン政府間科学技術協力合同委員会、第16回会議の開催

中菲政府间科技合作联委会第16次会议成功召开

本文:

(2023年9月28日付、中国科学技術部の標記発表の概要は以下のとおり)

中国・フィリピン政府間科学技術協力合同委員会の第16回会議が2023年9月18日、フィリピンのマニラで開催された。張広軍・中国科学技術部副部長とブエンディア・フィリピン科学技術次官が共同議長を務め、黄渓連・在フィリピン中国大使とジミー・在中国フィリピン大使がビデオスピーチを行った。両国の科学技術関連省庁・機関、および在フィリピン中国大使館、フィリピン外務省の代表など、30余名が会議に参加した。

会議では、両国が互いの科学技術イノベーション発展政策を共有し、両国の共同研究計画、共同研究プラットフォームなどの具体的な協力の進捗を確認した。同時に、次の段階の協力の方向性と優先分野について合意に達し、共同研究計画プロジェクトの新ラウンドの共同支援に関する協力文書に署名した。

両国は、1978年に政府間科学技術協力協定に署名するとともに、政府間の科学技術協力合同委員会を設置し、これまでに16回の会議を成功裏に開催している。2020年、両国の科学技術省は中国・フィリピン共同研究計画を開始し、計画の第1弾では、再生可能エネルギー、農業、衛生・健康の分野に関わる8つのプロジェクトを共同で支援した。プロジェクトは2023年7月に完了しており、協力は成果を上げている。

また張広軍副部長はフィリピン滞在中に、国際稲研究所、先端科学技術研究所、火山地震研究所、フィリピン大学ディリマン校など、著名な研究機関や大学も訪問し、関係者および研究者と交流を行った。

[DW編集局]