[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2023/11/02
抄訳記事公開日:
2023/12/06

NSF、性的暴力・ハラスメント防止・対応担当の長官特別補佐を任命

NSF appoints new special assistant to the director for sexual assault and harassment prevention and response implementation

本文:

(2023年11月2日付、国立科学財団(National Science Foundation: NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)

NSFは、性的暴力・性的嫌がらせの防止・対応担当の長官特別補佐にRenée V. Ferranti氏を任命した。Ferranti氏は、NSF全体の活動調整、政策実行の推進、性的暴力防止と対応プログラムに関する専門的分析と評価という重要な任務を担う。さらに、氏は主要政策やプログラムの課題について専門的な助言を行い、NSFの活動をその使命と役割に沿ったものとすることを確実にする。

氏は2019年10月から平和部隊の「性的暴力の防止と対応(Sexual Assault Prevention and Response:SAPR)」プログラムの長であった。それ以前は、複数の軍事施設で被害者支援、性的暴行対応のコーディネーター、プログラムマネージャーなど、国防総省内のSAPRプログラムで15年間以上、さまざまな任務を経験した。氏は、現場および本部でのSAPRプログラムでの経験に加えて、さまざまな軍務や教育を経験していることから、この重要なポジションに理想的な人材であり、氏の任命はNSFにとって大きな補強となる。

Ferranti氏は、社会科学の学士号と心理学の修士号を持つ。2023年11月5日に任務に就く予定である。

[DW編集局]