[本文]
-
- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2023/11/20
- 抄訳記事公開日:
- 2023/12/26
-
DATIパイロットプログラムに、3,000件の応募
Stark-Watzinger: Beeindruckende Zahl von fast 3000 eingereichten Projektideen ist ein großer Erfolg
- 本文:
-
(2023年 11月20日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の表記発表の概要は以下のとおり)
BMBFは本日、技術移転に関する画期的なアイデアを選出するためにドイツ技術移転・イノベーション機構(DATI)はパイロットプログラムとしてアイデアの紹介イベント「イノベーション・オン・ステージ(Innovation on Stage)」を開始した。目的は、ドイツ全土で技術移転や革新的プロジェクトのための有望なアイデアを発掘し、選定して助成することである。
シュタルク=ヴァッツインガー(Bettina Stark-Watzinger)BMBF大臣は次のように述べた:
「研究の成果からより多くのイノベーションを創出し、産業や社会により迅速にもたらしたいと考え、今夏、DATIパイロットプログラムを立ち上げた。3,000件という驚異的な数のアイデアが提出され、大成功となったことから、助成ガイドラインを大幅に拡張し紹介イベントを開催してさらに推進する。応募数の多さから、DATパイロットが、技術移転の障壁を克服し、イノベーション環境を大きく改善するための正しいアプローチとして認識されていることがわかる。現在ドイツは、これまで以上にイノベーションと技術移転を必要としている」
マリオ・ブランデンブルク(Mario Brandenburg)政務次官は次のように付け加えた:
「この紹介イベントは、関係者全員にとって興味深いものとなるであろう。有望なアイデアだけではなく、背景にある原動力についても知ることができる」
DATIパイロットプログラムは、現在設立準備中のDATI構想のための実験スペースであり、経験とアイデアを蓄積する機能として活用される。同パイロットの実装中に得られた知見は、全方位的な観点から体系的に検討・モニタリングされ、利用可能となる。
紹介イベントでは、合計約150のプロジェクトが選出され、助成される。
2023年7月に発表されたDATIパイロットプログラムの助成ガイドラインは、予めテーマを絞ることなく、技術的・社会的イノベーションの双方に等しく焦点を当てて、助成プロセスの簡素化と迅速化を目指している。DATIパイロットプログラムは、2つのサブプログラム、①イノベーション・スプリント(モジュール1)と②イノベーション・コミュニティー(モジュール2)で構成されている。
[DW編集局]