[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)
元記事公開日:
2023/11/22
抄訳記事公開日:
2024/01/10

「産業バイオエコノミー」:ポジションペーパーを提出

Dialogplattform Industrielle Bioökonomie übergibt Positionspapier zum Thema Leitmarkt Bioökonomie an Parlamentarischen Staatssekretär Michael Kellner

本文:

(2023年 11月22日付、ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)による標記発表の概要は以下のとおり)

BMWKの諮問機関である対話プラットフォーム「バイオエコノミー」は、BMWKのミヒャエル・ケルナー(Michael Kellner)政務次官にポジションペーパーを提出した。化石燃料資源からバイオベース資源への置き換えなど、バイオエコノミーの助けにより、ポスト化石燃料の経済的に成功した産業時代への移行を、どのようにして成功させるかを示している。

ケルナー氏は次のように述べた:「産業バイオエコノミーの対話プラットフォームは非常に重要である。その活動により、化石燃料の代替としての再生可能資源が、完全な脱化石化と持続可能性に向けた産業変革の中で、ソリューションの一部としてより強く認識され、それによってドイツのバイオエコノミーの発展に寄与することになる。ポジションペーパーは、BMWKとドイツのバイオエコノミーに貴重な推進力となる。統合されたバリューチェーンの確立に加えて、パイロットプラントの建設やBMWKの助成プログラムである産業バイオエコノミーをさらに発展させることにつながる。

ドイツは、すでに実験室規模でのバイオベースの製品とプロセスの開発は非常に良く構築されている。しかし連邦政府の目標は、研究から産業応用への技術移転を強化することである。BMWKの助成プログラムである産業バイオエコノミーでは、バイオベースの製品とプロセスの開発を目指した実証プラント建設の準備を進めると共に、大規模なバイオベースの製品とプロセスを地域の産業バリューチェーンに統合し、新たなイノベーション・クラスターをサポートする。2024年下半期には、産業バイオエコノミー・プログラムの新たな助成ガイドラインを公表する予定である。

[DW編集局]