[本文]
-
- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 科学技術情報通信部(MSIT)
- 元記事公開日:
- 2023/11/29
- 抄訳記事公開日:
- 2024/01/12
-
研究開発イノベーションで世界的水準の研究インフラを実現
- 本文:
-
(2023年11月29日付、科学技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)
科学技術情報通信部は、先日世界初・世界最高のR&Dシステムイノベーションと研究現場の変革を目指して「ユン・ソンニョル政府R&Dイノベーション政策」を発表した。そして、研究現場を視察し、研究イノベーション主体および研究者ごとに個別に説明を行うとともに、現場の意見の聞き取りを行っている。そのような活動の一環として、11月29日科学技術情報通信部ジョ・ソンギョン第1次官は蔚山科学技術院(UNIST)、慶州イノベーション原子力研究団地、陽子科学研究団など嶺南地域の研究の第一線を視察し、「ユン・ソンニョル政府R&Dイノベーション政策」に対する研究現場の意見の聞き取りを行った。
同次官は、まず大学R&Dイノベーションモデルとして蔚山科学技術院の研究支援本部を訪ね、研究者・装備専門担当者との懇談会を開催した。この懇談会では、R&Dイノベーションのための研究装備(装置や設備)などのインフラ構築の必要性、そして装備専門担当者に対する支援の強化の必要性などについて、中身の濃い議論が行われた。その後、同次官は慶州にあるイノベーション原子力研究団地と陽子科学研究団を訪問し、研究施設を視察するとともに現場の関係者に激励の声をかけた。イノベーション原子力研究団地には2021年から文武大王科学研究所の建設が進められており、2025年に竣工することになっている。同研究所はイノベーション原子力技術開発・実証のための基盤施設であり、将来の原子力イノベーション環境活性化のための研究拠点として活用される。同次官は、その後陽子加速器とイオンビーム装置などを運用している慶州陽子科学研究団を訪問した。
科学技術情報通信部は、今後さらに政府出資研究所の統合的イノベーション政策を検討し(11月30日)、企業研究所のイノベーションを行い(12月初め)、学会連合会総合懇談会を開催する(12月7日)など、現場との意思疎通を目指す政策を引き続き進めていく予定である。
[DW編集局]