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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 大統領府
- 元記事公開日:
- 2024/01/11
- 抄訳記事公開日:
- 2024/01/12
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【速報】ルタイヨMESR大臣が留任
- 本文:
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フランス大統領府は11日、ガブリエル・アタル新首相(前国民教育・青少年大臣)以下の閣僚名簿を発表し、高等教育・研究省(MESR)のシルヴィー・ルタイヨ大臣が留任することが決まった。
アタル氏は、移民法案審議をめぐる混乱の責任を取って辞任したエリザベット・ボルヌ前首相の後任として9日に就任。34歳の若さで注目を集めている。
ルタイヨ氏は、マクロン大統領の再選に伴う内閣改造でボルヌ氏が首相に就任した2022年5月、パリ=サクレー大学学長から転じて就任。複数年研究計画(中期研究計画)の執行などを進めてきた。しかし今回の移民法案審議では、外国からの留学生を対象に、万一の本国送還を想定した「保証金」を積ませる案が採択されたことを理由にマクロン氏に辞表を提出したが、マクロン氏が受理していなかった。
なお高等教育・研究・イノベーションに関係する範囲では、ブリュノ・ル・メール経済・財務・産業・デジタル主権大臣、セバスティアン・ルコルニュ軍事大臣、マルク・フェノ農業・食糧主権大臣らも留任している。新内閣初の閣議は12日午前11時から行われた。
[DW編集局]