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- 国・地域名:
- 中国
- 元記事の言語:
- 中国語
- 公開機関:
- 新華網
- 元記事公開日:
- 2023/12/03
- 抄訳記事公開日:
- 2024/01/16
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丁薛祥国務院副総理、「G77+中国」気候変動サミットに出席
- 本文:
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(2023年12月3日付、新華網の標記発表の概要は次のとおり)
丁薛祥中国共産党中央政治局常務委員・国務院副総理は12月2日、習近平国家主席の特別代表として、ドバイで開催された「G77+中国」気候変動サミットに出席し、スピーチを行った。
丁氏は次のように述べた。『「パリ協定」の最初のグローバルストックテイクという歴史的瞬間に、G77議長国であるキューバがこのサミットを開催した意義は大きい。世界最大の発展途上国として、中国は常に多くの発展途上国とともに歩んできた。習近平主席は、「G77+中国」は発展途上国間協力の重要なプラットホームであると強調している。近年、中国はカーボンピークやカーボンニュートラルを積極的かつ着実に推進し、自らの国際的な義務を果たすと同時に、発展途上国の気候変動対応への支援に努めてきた。中国は、気候変動対応の南南協力とグリーンな「一帯一路」の建設を着実に推進している』
丁氏は次のように強調した。『世界規模の気候ガバナンスの改善には長い道のりがある。G77と中国はさらに声を上げ、共通の権益を守らなければならない。持続可能な開発を共同で推進し、グリーントランスフォーメーション開発戦略の連携や相互援助を強化し、開発と保護を両立させる新たな道筋を探求しなければならない。多国間主義を守り、「国連気候変動枠組条約」と「パリ協定」で定められた目標と原則を堅持し、公平と正義を促進し、気候変動金融の実施や世界的な適応目標の枠組み形成における実質的な進展を促進し、新たに設立された「損失と損害」基金の役割を十分に発揮させなければならない。中国は、発展途上国と緊密に協力し、手を携えてグリーンで低炭素のよりよい未来に向かって進んでいく』
サミットでは、キューバのディアス・カネル大統領、ブラジルのルラ大統領、国連のグテーレス事務総長もスピーチを行った。
丁氏は同日、ナミビアのガインコブ大統領と短い会談を行ったほか、国連気候変動ドバイ会議の議長でありアラブ首長国連邦の気候変動担当特使であるスルタン氏、米国ビル&メリンダ・ゲイツ財団のビル・ゲイツ共同議長と会談した。
[DW編集局]