[本文]

国・地域名:
韓国
元記事の言語:
韓国語
公開機関:
科学技術情報通信部(MSIT)
元記事公開日:
2023/12/13
抄訳記事公開日:
2024/02/01

科学技術情報通信部、「韓国-OECD科学技術イノベーションフォーラム」を開催

과기정통부, 「한-OECD 과학기술혁신 포럼」 개최

本文:

(2023年12月13日付、科学技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)

科学技術情報通信部は12月13日、韓国科学技術会館において、経済協力開発機構(OECD)と共同で「韓国-OECD科学技術イノベーションフォーラム」を開催した。その目的は、国家科学技術諮問会議で審議・確定した「ユン・ソンニョル政府研究開発イノベーション政策」、「国際研究開発推進方針」(2023年11月27日)、OECDの「韓国イノベーション政策レビュー」(2023年7月31日)を関連づけて議論することである。

セッション1では、OECDの科学技術イノベーション局(DSTI)のフィリップ・ラルー(Philippe Larrue)シニアアナリストが、「転換期の世界科学技術イノベーションの動向」と題して、技術競争の激化や地政学的緊張といった世界の危機的状況が科学技術イノベーション政策に及ぼす影響について発表した。また、同局のイェンス・ロンスガード(Jens Lundsgaard)副局長が、「韓国イノベーション政策レビュー」の全体的な内容と韓国のイノベーション政策改善方針について、OECDの立場から提案を行った。

セッション2では、クォン・ソクミン科学技術政策局長が代表発表を行い、「韓国研究開発イノベーション政策」の主な内容を紹介した。その後、「韓国科学技術イノベーションの国際化」と、「韓国研究開発システムとの関係性強化」をテーマとしてパネル討論が行われた。

最初のテーマでは、「韓国イノベーション政策レビュー」で韓国の研究を総括したパク・ビョンウォン科学技術政策研究院(STEPI)シニア研究員を座長とし、科学技術情報通信部キム・ボヨル国際協力総括担当官、ロンスガード副局長、漢陽大学校ペク・ソイン教授、韓国研究財団のリュ・ヨンデ国際協力本部長、韓国産業技術振興院ジョン・ユドク国際協力センター長が参加して、韓国科学技術の国際化のための韓国内外の課題について議論した。

次のテーマでは、韓国科学技術企画評価院(KISTEP)チェ・ムンジョン制度成果イノベーション本部長を座長とし、科学技術情報通信部イ・ジェフン科学技術政策課長、OECDのフィリップ・ラルー(Philippe Larrue)シニアアナリスト、世宗大学校キム・ドクキ教授、泰斎未来戦略研究院ジャン・ソクインシニア研究員、基礎科学研究院グ・ボンギョンゲノム編集研究団長が参加して、韓国の研究開発システム強化の課題や、韓国政府の中長期方針およびミッション中心のイノベーション政策推進策について、多様な意見を交わした。

[DW編集局]