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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 科学技術情報通信部(MSIT)
- 元記事公開日:
- 2023/12/20
- 抄訳記事公開日:
- 2024/02/07
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より効率的で科学的な研究開発人材政策、「国家戦略技術人材確保戦略」の発表
- 本文:
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(2023年12月20日付、科学技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)
科学技術情報通信部は、国家科学技術諮問会議第6回審議会議(2023年12月20日)で審議・確定した「国家戦略技術人材確保戦略」を発表した。その主な内容は以下のとおりである。
1.研究開発(R&D)人材の効果的育成システムの構築
①特殊R&D人材育成の拠点機関として、大学・政府出資研究所における戦略技術特化研究所の設置・運営を拡大し、研究力を蓄積するとともに、修士・博士レベルの研究者の育成を強化する。
②一般R&D人材を教育することに特化した教育機関の支援システムを構築し、基盤技術強化のための研究費支援を検討する。
③国家戦略技術人材の母数を拡大するために、学部生研究プロジェクトや学士・修士連携教育を推進する。2.データ活用を通じた人材政策の基盤強化
①分野別に研究者の国家・機関間の移動を分析し、分野ごとの人材の成長と流入・流出を把握する。また、国内外の研究者の研究動向を比較・分析して技術・人材の空白領域を把握するとともに、R&D企画および投資と連携する。
②科学技術情報通信部の研究者情報システム登録研究者情報と雇用労働部の雇用保険DB情報を連携し、国家R&D課題参加研究者の就業情報を把握する。
③戦略技術全分野について細かく職務分析を行い、産業界のニーズを正確に把握することによって、より緻密な人材需給を予測する。3.さらなる発展機会の提供
①政府の海外研修支援事業を分野別・対象別に体系化した「Korea S&T And Research fellow SHIP:K-starship」(仮称)プログラムを推進する。これにより、支援空白領域を把握して総合的な計画を策定し、R&D人材の国際交流支援を強化する。
②優れた外国人研究者の韓国内定着を目的として、韓国で修士・博士学位を取得した外国人が永住権・国籍を簡素化された手続きで取得することができる「科学・技術優秀人材永住・帰化ファストトラック」の拡大を検討する。 [DW編集局]