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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2023/12/20
- 抄訳記事公開日:
- 2024/02/14
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NSF、人工知能(AI)担当の特別補佐官を任命
NSF appoints new special assistant to the director for artificial intelligence
- 本文:
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(2023年12月20日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)
NSFは本日、テス・デブラン・ノウルズ(Tess deBlanc-Knowles)氏を人工知能(AI)担当の長官特別補佐官に任命したと発表した。この役職において同氏は、最近のAIに関連する問題や最近のAIに関する大統領令の実施について長官室で主導的な役割を果たし、NSFリーダーシップチームのメンバーを務める。同氏は、AIイニシアチブに関する協働を促進し、AIに関する進行中の国家プロセスに生産的に関与できるよう、NSF全体に働きかけると共に、NSF技術・イノベーション・パートナーシップ局でも技術政策・戦略の戦略顧問を務める。
ノウルズ氏は就任前、大統領府の科学技術政策局(OSTP)において、「国家AIイニシアチブ室(National AI Initiative Office)」の上級政策顧問として2年余にわたり勤務し、「国家AI研究資源タスクフォース」の共同議長、「国家AI研究開発戦略計画:2023年版(National AI Research and Development Strategic Plan: 2023 Update)」の監督、プライバシー強化技術推進のための米国初の戦略の策定の主導など、国家のAIイノベーション・エコシステムを強化するための政策を指揮した。OSTP入局以前は、AIに関する国家安全保障委員会で調査・分析担当主幹を務めた他、大西洋評議会(Atlantic Council)、米国特殊作戦軍(U.S. Special Operations Command)、大量破壊兵器対策担当国防次官補室での勤務経験がある。同氏は、ワシントン大学で国際・地域研究の学士号、ジョージタウン大学で安全保障研究の修士号を取得している。
[DW編集局]