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- 国・地域名:
- EU
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 欧州委員会(EC)
- 元記事公開日:
- 2024/01/15
- 抄訳記事公開日:
- 2024/02/20
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EDFの第1回技術チャレンジがスタート
- 本文:
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(2024年1月15日付、欧州委員会の標記発表の概要は以下のとおり)
EUの防衛産業・宇宙総局(Directorate-General for Defence Industry and Space:DG DEFIS)は、即席爆発装置(IED)と地雷の探知技術に取り組む初の欧州防衛基金(EDF)技術チャレンジ(Technological Challenge)を開始する。
このチャレンジの下で、いくつかの国境を越えた研究開発チームが、高度なセンサーと情報融合(information fusion)を備えた無人の地上・航空システムを組み合わせた技術ソリューションを開発する。これらのソリューションは、チャレンジ組織チームHiTDOCが設定した共通のテスト環境を使用して評価される。共通のテスト・プロトコルと測定基準を使用することで、システムの性能の客観的な比較評価が可能になり、進歩が促進される。
EUは、この技術チャレンジに2,500万ユーロを投資する。軍事作戦におけるIEDや地雷への対策の重要性を考えると、特にウクライナ戦争の状況においては、このチャレンジは大きなインパクトを与えることが期待される。
[DW編集局]