（2024年1月17日付、ドイツ連邦教育研究省（BMBF）の標記発表の概要は以下のとおり）

本日、シュタルク=ヴァッツィンガー（Bettina Stark-Watzinger）BMBF大臣は、「科学年2024 – 自由（Wissenschaftsjahr 2024 – Freiheit）」の開幕を宣言した。

BMBF大臣は次のように述べた：「自由はしばしば脅かされるものであり、守らねばならない。自由は、我々の生活、民主主義、法の支配、繁栄など、すべての基盤となっている。今年の『科学年2024 – 自由』では、これらについて、集中的に議論されることを願っている。そうした議論を尊重し続けることこそが、民主主義を支える大きな力となるのであり、本年を『自由の年』とした理由である」

今年の科学年の焦点は、自由をテーマにした議論である。ドイツ憲法にあたる基本法制定75周年とベルリンの壁崩壊35周年を迎える本年、自由について考える意義は大きい。本年の目標は、一般市民が自由の価値、その意味、概念自体について対話することを推奨することである。今年初めて、教育、科学、メディアなど幅広い分野から成る評議委員会が、科学年を支援している。

[DW編集局]