[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)
元記事公開日:
2024/02/08
抄訳記事公開日:
2024/03/25

全米科学アカデミー会長、「科学教書」演説に臨む

NAS President Marcia McNutt To Deliver State of the Science Address, Taking Place June 26 in Washington, D.C.

本文:

(2024年2月8日付、全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)の標記発表の概要は以下のとおり)

2024年6月26日にワシントンD.C.で開催される全米科学アカデミー(NAS)のマルシア・マクナット会長による「科学教書(State of the Science)」に関する講演会では、米国の科学研究活動の健全性と、世界で競争し、国の経済・安全保障・公衆衛生・生活の質に貢献する能力が議論される。この会合では、科学が今後重要な進歩を成し遂げられるよう、政策立案者や学術界、政府、民間部門、慈善団体のリーダーが一堂に会し、研究エコシステムにおける機会と課題について議論する。

この講演会に貢献するため、科学会のリーダー達は、研究活動の質と活力、社会への影響、戦略および資金提供上の優先課題、科学に対する国民の信頼などの問題について、傾向を明らかにし、データを提供する。講演後は、政府、研究機関、産業界、慈善団体の代表者によるパネルディスカッションが予定されている。

本講演会は、全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)の「研究の卓越性、公正性、信頼性のための戦略会議(Strategic Council for Research Excellence, Integrity, and Trust)」のイニシアチブの一環である。この会議は、公益のための科学研究の実施、普及、応用、資金提供など、すべての活動の健全性、質、有効性の向上を使命として2021年秋に発足し、社会の利益のために研究の卓越性と信頼性を最大限に高めることを目指している。

[DW編集局]