[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
大統領府科学技術政策局(OSTP)
元記事公開日:
2024/02/12
抄訳記事公開日:
2024/03/28

OSTP、重要・新興技術のリストを更新

White House Office of Science and Technology Policy Releases Updated Critical and Emerging Technologies List

本文:

(2024年2月12日付、大統領府科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy:OSTP)の標記発表の概要は以下のとおり)

OSTPは本日、米国の国家安全保障にとって潜在的に重要な影響を及ぼす可能性のある「重要・新興技術(critical and emerging technologies:CETs)」の最新リストを発表した。今次の2024年更新版リストでは、米国のイノベーションの新たな道筋を示し、国の安全保障を強化する可能性のある、以下の技術を概説している。

●先進コンピューティング
●先進工学材料
●先進ガスタービンエンジン技術
●高度かつネットワーク化されたセンシングとシグネチャ管理
●先進製造
●人工知能
●バイオテクノロジー
●クリーンエネルギーの生産と貯蔵
●データプライバシー・データセキュリティ・サイバーセキュリティ技術
●指向性エネルギー
●高度に自動化された自律・無人システムとロボティクス
●ヒューマンマシンインターフェース
●極超音速
●統合通信・ネットワーク技術
●測位・航法・タイミング技術
●量子情報および実現技術
●半導体およびマイクロエレクトロニクス
●宇宙技術・システム

国家安全保障戦略は、技術が今日の地政学的競争、および将来の国家安全保障、経済、民主主義にとって根幹をなすものであると指摘している。技術とイノベーションにおける米国と同盟国のリーダーシップが、その経済的繁栄と軍事力を長く支えてきた。今後10年間で、重要・新興技術は、経済を再編し、軍を変革し、世界を再構築することになる。米国は、これらの技術を通じて米国民および志を同じくする民主主義諸国の安全、繁栄、価値を向上させることに全力で取り組んでいる。

[DW編集局]