[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
高等教育・研究省(MESR)
元記事公開日:
2024/02/21
抄訳記事公開日:
2024/04/03

PEPR:女性の健康、カップルの健康の公募

PEPR Santé des femmes, santé des couples : appel à candidatures

本文:

(2024年2月8日付、高等教育・研究省(MESR)の標記発表の概要は以下のとおり)

優先研究プログラム(PEPR)の女性の健康、カップルの健康の枠で、子宮内膜症と不妊症に関する2つの学際的研究コンソーシアムに関する最初の募集が開始された。応募の締切は、2024年4月30日である。

このプログラムの運営は、政府から国立保健医学研究所(INSERM)に委任され、不妊症と子宮内膜症の研究に特化したもので、子宮内膜症を撲滅する国家戦略の一環である。

フランスでは200万人、すなわち10人に1人が子宮内膜症に罹患し、さらに妊娠可能年齢の女性の17%が不妊症に苦しんでいる。

このプログラムの目的は、子宮内膜症、生殖能力、抗てんかん治療、生殖補助医療(assistance médicale à la procréation:AMP)に関する知識の増進を図ることであり、特に子宮内膜症の頻度、危険因子、結果の評価を行うことである。また根本的なメカニズムの研究、臨床および疫学研究、人文社会科学の研究を支援し、この分野における重要なイノベーションの基盤を整えることも含まれる。このプロジェクトには、政府の5か年投融資計画「フランス2030」から3,000万ユーロの資金が提供される。

[DW編集局]