（2024年2月7日付、科学・イノベーション・技術省（DSIT）の標記発表の概要は以下のとおり）

新たな半導体技術の市場投入を支援するため、2つの新たなイノベーション・ナレッジ・センター（IKC）の創設にそれぞれ1,100万ポンドが投入される。

本日、AIの進歩を促進し、ネットゼロの達成に必要な技術を支える、世界をリードする半導体の開発に取り組む英国の科学者を支援する新たなファンディングと支援が発表された。サウサンプトンとブリストルの2つの新たな研究拠点が、シリコンフォトニクスと化合物半導体の研究に対して資金提供を受ける。

半導体は、携帯電話から医療機器に至るまで、世界中のほぼすべての電気機器の主要部品である。ネットゼロ、AI、量子などの将来技術を支えるものであり、グローバル戦略上も重要な分野となっている。

両IKCは、科学的発見を事業に変換する支援を行う。有望な研究やプロジェクトを支援し、複雑な設計のテストに不可欠な最先端のプロトタイピング技術へのアクセスを研究者に提供し、創業期の企業を育成する。これには、スピンアウト企業へのトレーニング、ワークショップ、産業界との連携などの提供や、製品の市場投入に向けた体制整備も含まれる。

[DW編集局]