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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国宇宙庁
- 元記事公開日:
- 2024/02/14
- 抄訳記事公開日:
- 2024/04/05
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月、火星、金星の国際探査における英国の役割を支援する資金提供
New funding supports UK role in global exploration to the Moon, Mars and Venus
- 本文:
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(2024年2月14日付、英国宇宙庁の標記発表の概要は以下のとおり)
国際的な宇宙科学と探査プロジェクトに向けた英国宇宙庁の新たな資金提供により、英国の科学者・技術者は、月、火星、金星の国際探査ミッションで役割を果たすことになる。
宇宙科学探査二国間プログラム(Space Science and Exploration Bilateral Programme)では、ロイヤル・ホロウェイ(ロンドン大学)が、インド宇宙研究機関(ISRO)のチャンドラヤーン2号探査機が月の南極表面下にある氷を検出するためのソフトウェア開発を支援する。
別のプロジェクトでは、レスター大学が、月面の氷を調査するiSpaceの商用探査機と着陸船用のラマン分光装置の開発を主導し、これが長期的な月探査に使用できるかどうかを確認する。
総額740万ポンドの資金提供を受ける他のプロジェクトには、オープン大学、サセックス大学、アバディーン大学、ケンブリッジ大学による、米国航空宇宙局(NASA)、カナダ宇宙庁(CSA)、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)との提携が含まれる。
この発表は、今週シンガポールで開催されるグローバル宇宙技術会議(GSTC)に合わせて行われ、急成長するアジアの宇宙部門との国際協力の機会を世界に提示している。
[DW編集局]