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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)
- 元記事公開日:
- 2024/02/19
- 抄訳記事公開日:
- 2024/04/09
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イノベーション・プログラムの助成募集
Neuer Förderaufruf des Innovationsprogramms für Geschäftsmodelle und Pionierlösungen startet
- 本文:
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(2024年2月19日付、ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)の標記発表の概要は以下のとおり)
BMWKは本日、「ビジネスモデルと先駆的ソリューションのためのイノベーション・プログラム(Innovationsprogramm für Geschäftsmodelle und Pionierlösungen:IGP)」による助成の募集を開始した。IGPは、より良い学習と仕事のためのイノベーションを目指しており、中小企業が開発する市場志向の非技術的イノベーションを支援するものである。
BMWKのミヒャエル・ケルナー(Michael Kellner)政務次官は、「将来の経済力は、革新的なアイデアの実現に大きく依存しており、新たなテクノロジーだけではなく、新たな組織モデルやクリエイティブなコンセプトなど、非技術的なイノベーションにも焦点を当てる必要がある。特にコミュニケーションやインタラクションに関わる場面では、その特性を活かして、明日の教育と職業に前向きな刺激を与えることができる」と述べた。
募集しているのは、より良い学習と仕事のためのビジネスモデルや先駆的なソリューションで、労働市場の統合や生涯学習のための新たなコンセプト、職場向けのツール・デザイン、学校教育やキャリアのためのゲーミフィケーション、新しい職業の創出などである。対象は、中小企業(スタートアップ、自営業者、社会的企業を含む)、および企業と連携する大学などの研究機関である。
次回の募集は夏に予定されており、治療、予防、リハビリを改善するための革新的なソリューションや、インクルージョン・イノベーション、尊厳のある高齢者のための新たなデザイン・コンセプトなど、医療や介護の分野におけるビジネスモデルと先駆的なソリューションを取り上げる。
IGPは、非技術的イノベーションに焦点を当て、起業家的思考へのサポートシステムを拡大・現代している。特にデジタル、ソーシャル、クリエイティブ産業などの現代的なサービス産業における小規模で若い企業からの要望が多く寄せられている。
[DW編集局]