（2024年2月16日付、大統領室の標記発表の概要は以下のとおり）

2月16日、韓国科学技術院（KAIST）で2024年学位授与式が執り行われ、学士694名、修士1,564名、博士756名、計3,014名に学位が授与された。ユン・ソンニョル大統領は学位授与式に出席し、次のように祝辞を述べた。

私が毎年KAISTを訪問するのは、諸君が韓国最高水準の科学者であり、大韓民国はもちろん人類全体の未来をさらに明るく豊かなものにしてくれることを期待し信じているからである。KAISTが1971年に設立されて半世紀、大韓民国は世界最高の科学技術強国となった。KAISTはその中心的役割を担っており、KAISTから羽ばたいた7万6,000名余りの科学技術者は1,300社余りの企業を創業して「スタートアップ・コリア」を先導してきた。諸君の先輩たちは韓国内外の優れた研究機関と産業現場で、科学技術に基づいたイノベーションを主導してきたのである。

卒業生諸君も先輩に続き、失敗を恐れず、果敢に挑戦していってほしい。政府も諸君が心おきなく挑戦し続けることができるよう、全力で支援していく。特にR&D予算を大幅に拡大し、野心的な研究と若手研究者の成長を全力で支援していく。

科学技術はその国の未来であり成長の核心であり、大韓民国の未来は先端科学技術者にかかっている。諸君が科学技術と産業の発展をけん引する大韓民国のリーダーとして成長し、先輩たちが築き上げてきた輝かしい成果をさらに発展させていってくれるものと固く信じている。

[DW編集局]