[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2024/03/04
抄訳記事公開日:
2024/04/30

DATIパイロットで、助成対象の300件のアイデアを選出

Stark-Watzinger: Mit der DATIpilot Roadshow haben wir gezielte Innovationsförderung erfolgreich demonstriert

本文:

(2024年3月4日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)

BMBFは、DATI(ドイツ技術移転・イノベーション機構)パイロット選考会「イノベーション・オン・ステージ(Innovation on Stage)」を完了した。応募のあった約3,000のドラフトの中から、助成対象となる移転およびイノベーション・プロジェクトとして300のアイデアを選出した。

シュタルク=ヴァッツインガー(Bettina Stark-Watzinger)BMBF大臣は次のように述べた:「ドイツには、信じられないほどのイノベーションの可能性があり、的を絞った方法で、促進する必要がある。DATIパイロット・では、これがどのように機能するか実証することに成功した。選出されたプロジェクトには多くの社会的イノベーションや、応用科学大学からのアイデアが含まれている。また、助成を受けたプロジェクトが連邦州に拠点を置いていることは、特に重要であり、このようにしてドイツ全土でのイノベーション環境で技術移転が促進されるようにしたい。」

プロジェクトは、人工知能(AI)・機械学習(ML)、医療技術・医薬品、ヘルスケア・社会サービスを中心に、さまざまなトピックから成り、プロジェクトの約20%は、社会的イノベーションに関わるものである。

2023年7月に発行されたDATIパイロット・助成ガイドラインは、すべての領域を対象としており、技術的および社会的イノベーションに等しく焦点を当てていて、助成プロセスの簡素化と加速を目的としている。DATパイロットはイノベーション・スプリントと、イノベーション・コミュニティの2つの助成モジュールで構成されている。

[DW編集局]