[本文]
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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 大統領室
- 元記事公開日:
- 2024/03/26
- 抄訳記事公開日:
- 2024/05/14
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「先端バイオの中心に立つ忠北」をテーマに第24回「国民と語る民生討論会」を開催
- 本文:
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(2024年3月26日付、大統領室の標記発表の概要は以下のとおり)
ユン・ソンニョル大統領は、3月26日「先端バイオの中心に立つ忠北」をテーマに、第24回「国民と語る民生討論会」を開催した。大統領の発言内容は次のとおりである。
今後忠北にとどまらず、韓国全体の発展をけん引する成長エンジンは先端バイオである。従来のバイオ技術は少数の西欧先進国に独占されてきたが、AIやデジタルが融合した先端バイオ時代が到来したことによって、韓国も大きなチャンスの扉が開かれている。韓国は高水準の人材と質の高い医療データを保有しており、またデジタル先進国としての技術と経験もある。これらをこれまで蓄積してきたバイオ技術力とうまくかけあわせることができるならば、韓国が世界的なバイオ先進国となることは十分に可能である。
そのために、政府はAIを活用した新薬開発やデジタルバイオ分野への政府R&D投資を大幅に拡大する。また、今後先端バイオ技術を通じて国民の生活の質を高め、福祉も大幅に拡大していく。さらに、素材産業を石油化学ベースからバイオベースに転換するとともに、人類が直面している課題を先端バイオによって解決していく。
忠北には先端バイオ関係の各種機関・企業が集められ、このような政府の奨励政策をけん引する前進基地が構築される。また、地域医療、R&D研究とともに先端バイオ分野での活躍を期待して、地域医学部定員数が大幅に増員される。さらに、バイオ素材・部品・装置特化団地、2次電池先端戦略産業特化団地、先端再生医療グローバルイノベーション特区の発展に向けて積極的な支援が行われ、グリーンバイオ育成地区も新たに指定される。さらに、全国の林道のハブとなる「東西トレイル」をの整備、地域活性化投資ファンドを活用した観光支援開発・活性化、清州空港を中心とした交通インフラの拡充などが進められる。
[DW編集局]