（2024年3月21日付、高等教育・研究省（MESR）の標記発表の概要は以下のとおり）

MESRは3月21日、「スターテーズ」プログラムの第二次審査で採択した21案件を発表した。

「スターテーズ」は、若手研究者のスキルと研究活動の向上を図りつつ、全国的に起業を促すプログラムである。若手研究者のほか、博士課程の学生、および博士号取得後5年未満のポスドク人材を対象に、論文の経験を生かしつつ起業家精神を啓発することを目的としている。さらに全国的にエコシステムを発展させることで、新しいイニシアチブを創出することなども目指している。

第2回目の「スターテーズ」プログラムの提携に向けて採択された措置は、全国委員会の選考により決定された。この全国委員会は、MESR、研究・イノベーション学術地域（DRARI）、フランス大学連合（France Universités）、フランス公共投資銀行（Bpifrance）、博士課程大学全国ネットワーク（RNCD）、Pépiteネットワーク、技術移転促進機関（SATT）の代表者で構成されている。提携した措置とその受賞者は、MESR大臣の支援の下でこの秋に開催される全国的なイベントに招待され、そこで表彰され、また起業家精神を高めるアプローチを交換し、促進させることができる。

今回の採択案件の所在地は21か所である。本土の全13地域圏に分布し、20の大学イノベーション拠点（PUI）にわたっている。

[DW編集局]