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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2024/03/21
- 抄訳記事公開日:
- 2024/05/20
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NSF・陸軍、新たな連携によるユニークな研究インターンシップの機会を提供
Under new partnership, NSF and the Army offer unique research internship opportunity
- 本文:
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(2024年3月21日付NSFの標記発表の概要以下のとおり。)
米国立科学財団(NSF)と米陸軍戦闘能力開発司令部(DEVCOM)は、NSFインターンプログラムを通じ、新しい共同研究訓練の機会提供を開始した。
本プログラムは、DEVCOM傘下の陸軍研究所(ARL)と地上車両システムセンター(GVSC)の2組織が参加するもので、大学院生に中核的な専門能力・スキルを習得する体験学習機会(研究インターンシップ)を与える。2024 会計年度に約 10 件のインターンシップを支援し、6 か月間で一人当たり最大 5万5,000 ドルを提供する。NSFパンチャナサン長官は「実社会での研究体験を提供することで、次世代のSTEMリーダーを育成し、退役軍人や障害者を含め多様なバックグラウンドを持つ学生が、STEM分野でのキャリアを成功に導くための準備を進めていく」旨を述べている。
本インターンシップは、ARL・GVSCの研究能力を踏まえ、バイオ技術、エネルギー・燃料、極限材料、推進力、ロボット工学等に係るDEVCOMでの研究経験をサポートする。
ARLアレクサンダー副所長は「重要な科学技術課題に関するアドバイザーやコンサルタントとして希求される、科学・技術のリーダーに応募頂きたい」「この取組の重点は、陸軍にとって戦略的に重要な分野で革新的な基礎研究を進めることにある」等を述べている。
3月初め、NSFとDEVCOMは、科学・工学の研究・教育を前進させるために相互に有益な機会が生じた場合には追加的な協力を可能とする覚書(MOA)に署名していた。本プログラムは、米国の発見とイノベーションを促進するための科学・工学の労働力開発に関する、このMOAの下での最初の協力活動となる。
[DW編集局]