[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2024/03/27
抄訳記事公開日:
2024/05/20

欧州委員会がバイオマス・再生可能水素由来のエネルギー・燃料生産を支援する9億ユーロのフランス国家援助計画を承認

Commission approves €900 million French State aid scheme to support the production of energy and fuel from biomass and renewable hydrogen to foster the transition to a net-zero economy

本文:

(2024年3月27日付、欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり)

欧州委員会は、グリーン・ディール産業計画に沿ったネットゼロ経済への移行を促進するために、燃料生産においてバイオマスおよび再生可能水素の利用に投資する企業を支援するために9億ユーロを拠出するフランスの国家援助を承認した。

フランスは、「一時的な危機と移行の枠組み」に基づき、①工業プロセスで使用する合成ガスやバイオ炭などのバイオマス由来の熱と燃料、および②工業プロセスや輸送に使用されるバイオマスや再生可能水素由来の液体燃料、の生産を支援するための、9億ユーロの計画を欧州委員会に通知した。援助は直接補助金の形で行われ、対象となる投資費用の一部がカバーされる。

この措置は、大幅に加速またはスケールアップされる新規設備やプロジェクトに対して適用される。プロジェクトはこの援助による助成から36か月以内に完了し、稼働している必要がある。

欧州委員会は、フランスの計画が「一時的な危機と移行の枠組み」に定められた条件と一致していると認定した。特にこの援助は、①再生可能資源由来のエネルギー・燃料の生産を刺激、②許容される最大援助限度を超えておらず、③遅くとも2025年12月31日までに助成が行われる。

「一時的な危機と移行の枠組み」は加盟国が実施できる次の種類の援助を規定している。

・援助額の制限
・国家保証や助成金付き融資の形での流動性支援
・エネルギー価格の高騰を補うための援助
・再生可能エネルギーの導入加速に向けた措置
・産業プロセスの脱炭素化を促進する措置
・電力需要削減を支援するための施策
・ネットゼロ経済への移行に向けた主要セクターへの投資をさらに加速するための措置

[DW編集局]