[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2024/03/11
抄訳記事公開日:
2024/05/24

ソーシャル・イノベーションを活用して、エネルギー転換のための、より多くの熟練労働者を獲得

Zarah Bruhn: Mit Sozialen Innovationen mehr Fachkräfte für die Energiewende gewinnen

本文:

(2024年3月11日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)

3月11日に開催されたコンペティション「10,000日、気候関連熟練労働者“10,000Tage-Fachkräfte für Klimajobs“」では、BMBFのソーシャル・イノベーション担当委員であるザラー・ブラーン(Zarah Brahn)氏と「 ProjectTogether」は、恵まれない立場にいる気候関連職の社会集団を鼓舞し、資格を与え、さらに訓練することを目的とする9つの革新的なアプローチを表彰した。

ソーシャル・イノベータ、企業、職業教育会社、商工会議所、手工業会議所、各種財団などが連携してこれらのアプローチを協働実施している。太陽光発電システムやヒートポンプの設置への多方面からの参入を促進するプロジェクト、難民のための言語の壁を克服する文化を考慮したキャリア指導プロジェクト、循環型経済を目指した職業教育に生徒の関心を向けるプロジェクト、建築エネルギー・コンサルタントの継続教育プロジェクトなどを含む。

このコンペティションは、オープンなソーシャル・イノベーションプロセスとしての“Project Together”の支援を受けて実施され、「ソーシャル・イノベーションと公益を目指す企業のための国家戦略 “Nationale Strategie für Soziale Innovationen und Gemeinwohlorientierte Unternehmen”」を実施するために行われた。ハンブルグ大学とミュンヘン大学の研究プロジェクトは、社会的イノベーションの影響を測定するための機器を開発するプロジェクトに含まれている。

(参考)10,000 Tage は、BMBFと、市民社会、企業、政府、科学のパートナーからなる ProjectTogetherが異例の協力で結集して開始した実施同盟である。 その使命は、経済と社会の脱炭素化のために熟練した労働者を幅広く動員し、訓練し、強化することである。

[DW編集局]