[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
大統領府
元記事公開日:
2024/04/16
抄訳記事公開日:
2024/06/07

バイデン政権が新たなグローバル・ヘルス・セキュリティ戦略を発表

FACT SHEET: Biden-⁠Harris Administration Releases Strategy to Strengthen Global Health Security

本文:

(2024年4月16日付、大統領府の標記発表の概要は以下のとおり)

過去3年間、バイデン政権は、パンデミック等のヘルス・セキュリティ上の脅威のない世界というビジョンを達成するためのアジェンダを積極的に推進してきたが、依然として課題は山積している。このため、本日、大統領府は新たなグローバル・ヘルス・セキュリティ戦略(Global Health Security Strategy)を発表した。本戦略は、2019年に発表された前戦略の進展や、新型コロナウイルス感染症のパンデミックからの教訓を踏まえ、2022年「グローバル・ヘルス・セキュリティおよび国際パンデミック予防・準備・対応法(Global Health Security and International Pandemic Prevention, Preparedness and Response Act)」の目標を達成するための道筋を示すものである。

本戦略は、グローバル・ヘルス・セキュリティの推進に向け、3つの目標を掲げている。

①二国間パートナーシップを通じてグローバル・ヘルス・セキュリティ能力を強化
本戦略は、世界各国との協力に焦点を当てており、米国はグローバル・ヘルス・セキュリティ・パートナーシップを19か国から50か国に拡大し、これらパートナーと協力し、少なくとも5つのGHS分野で実証された能力を構築し、さらに強化し、維持する。

②ヘルス・セキュリティを確保するコミットメント、資金、リーダーシップの確立
米国は、パートナーと共に、地域、国、地域、そして世界レベルで、ヘルス・セキュリティにおける政治的リーダーシップ、コミットメント、そして資金調達を推進し、それを維持する。

③効果を最大化するためにヘルス・セキュリティと補完的プログラムとの連携を強化
米国は、ヘルス・セキュリティプログラムと、その他の保健、開発、安全保障プログラムとの間の連携を、より効果的に最大化する。

[DW編集局]