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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 大統領府科学技術政策局(OSTP)
- 元記事公開日:
- 2024/05/01
- 抄訳記事公開日:
- 2024/06/17
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バイデン政権がSTEMMにおける制度的障壁をなくすための取組みを発表
- 本文:
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(2024年5月1日付、大統領府科学技術政策局(OSTP)の標記発表の概要は以下のとおり)
本日、OSTPは、より公平な科学・技術・工学・数学・医学(STEMM)エコシステムに向けた米国の前進を支援するための一連の取組みを発表した。
米国では、セクター横断的な行動を主導・調整する初の国家イニシアティブである「STEMM Opportunity Alliance(SOA)」が2022年12月に発足している。SOAの連合は現在200以上の団体で構成され、STEMMの公平性確立に向けた活動を展開しており、その総額は20億ドルに達する。本日発表されたSOAの取組みと団体の活動例には以下がある。
① 説明責任を果たし、進歩状況を確認し、セクターを超えた協力体制を構築する取組み
米国研究学会:STEMM の公平性に関するより強力なデータと測定基準の構築、パートナー間の調整② 全ての子どもの好奇心を育み質の高い学習へのアクセスを増やす取組み
マイクロソフト:農業と持続可能性という切り口を通した、データサイエンス、コーディング、AIの基本的概念に関する教育プログラムの提供③ STEMM教育者の能力を構築する取組み
アメリカ自然史博物館:地球科学教師の育成や多様な学生への研究支援プログラムの提供④ 全ての人々に高等教育の機会を創出しSTEMM プログラムをより利用しやすくする取組み
オークリッジ提携大学群・大学イノベーションアライアンス:高等教育機関のSTEMM プログラムが、誰にとってもアクセスしやすいことを保証するためのパートナー間の調整⑤ 研究開発に多様な人材を活用する取組み
国立科学財団(NSF):マイノリティ研究機関等における研究支援基盤整備の支援に向けた2,000万ドルに投資⑥ より包括的で支えとなる職場を全ての労働者に提供する取組み
⑦ STEMM人材の代表性を向上させるための戦略的コミュニケーションを活用する取組み
[DW編集局]