[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2024/05/07
抄訳記事公開日:
2024/06/26

市民の安全保障に、研究と応用の交流がますます重要になる

Austausch zwischen Forschung und Anwendung wichtiger denn je

本文:

(2024年5月7日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)

2024年5月7日、シュタルク=ヴァッツィンガー(Bettina Stark-Watzinger)BMBF大臣は、BMBF市民安全保障イノベーション・フォーラムの開会を宣言した。今回は市民安全保障研究の新たな研究成果に加え、その応用にも焦点が当てられた。BMBF大臣は次のように強調した。「BMBFとしてその研究資金で、社会のレジリエンスを強化し、危機から社会をよりよく守る。それこそが自由のための予防策である。」

市民安全保障研究の目的は、国民の安全を保障する人々、すなわち消防隊、警察、連邦技術救援庁、赤十字、重要インフラの運営者などを支援することにある。

安全保障研究の課題:今年の会議では、「ハイブリッド脅威―新たな脅威か?」に関する基調講演が行われ、「気候変動時代の供給の安全保障」など、安全保障研究の将来の課題が検討された。また専門家セッションでは、人工知能(AI)がもたらす機会や、市民保護および災害対策の新たな課題など、市民安全保障研究のさまざまな分野について集中的に議論された。

危機や災害に強い社会づくり:2024年から2029年まで実施されるこのプログラムでは、「レジリエントな社会で安全な生活のために共に進もう“Gemeinsam für ein sicheres Leben in einer resilienten Gesellschaft”」をモットーに掲げている。

[DW編集局]