[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2024/04/30
抄訳記事公開日:
2024/06/26

NSFとNIH、バイオメディカル工学のインターンシップ機会の提供で協力

NSF and NIH partner on internship opportunity in biomedical engineering

本文:

(2024年4月30日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)の標記発表の概要は以下のとおり)
NSFおよび国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)の国立画像生物医学・生物工学研究所(National Institute of Biomedical Imaging and Bioengineering:NIBIB)は、「NSF大学院生のための非学術研究インターンシップ(NSF INTERN)プログラム」を通じて、共同研究トレーニング機会の提供を開始した。
「NSF INTERNプログラム」は、大学院生に研究インターンシップを通じて6か月間の体験学習の機会を提供し、核となるプロとしての能力とスキルを習得させるものである。本提携により、同インターンシップはNIBIBの生物医学工学技術促進センター(Center for Biomedical Engineering Technology Acceleration:BETA Center)で行われる。
NSFとNIBIBの連携は、NSFの戦略的な人材開発の方針と、技術開発を通じて疾患とその予防・検出・診断・治療への理解を変革し、次世代の多様で学際的な研究者をキャリア全般にわたって支援するというNIBIBの使命の推進に資する。
この機会は、生物医学研究分野におけるBETAセンターでの研究経験を支援するものであり、2024会計年度に約8~10名のインターンシップ学生に資金を提供し、6カ月間で学生一人当たり最大55,000ドルを支給する。
本活動は2022年にNSFとNIBIB間で締結された5年間の覚書(MOU)に基づいて実施されるもので、これにより、NSFとNIBIBが支援する研究コミュニティ間でさらに強力な協力関係を新たに築き、バイオテクノロジーの発見と変革を加速させる。

[DW編集局]