[本文]
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- 国・地域名:
- 韓国
- 元記事の言語:
- 韓国語
- 公開機関:
- 科学技術情報通信部(MSIT)
- 元記事公開日:
- 2024/05/28
- 抄訳記事公開日:
- 2024/06/27
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韓国-ASEAN、デジタル・科学技術協力を強化
- 本文:
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(2024年5月28日付、科学技術情報通信部の標記発表の概要は以下のとおり)
韓国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は、今年外交樹立35周年を迎える。これを記念して5月28日に、科学技術情報通信部イ・ジョンホ長官はカオ・キム・ホルン(Kao Kim Hourn)ASEAN事務総長と対談を行い、韓国とASEANが共に繁栄するためにデジタル・科学技術分野で協力を拡大していくことで合意した。
まず、先週のAIソウル・サミットでASEAN諸国を含む28国が「ソウル閣僚声明」を採択したことも踏まえ、双方はAIグローバル・ガバナンスにおいて「安全、イノベーション、インクルージョン」の三つを追求することが必要であることで意見の一致をみた。また、国際社会に共通のデジタル新秩序を構築するため、「デジタル権利章典」などの関連政策や規範を共有し、積極的に協力していくことが合意された。
科学技術情報通信部は、特に昨年韓国・ASEAN首脳会議(2023年9月)で提案された「韓国-ASEANデジタル・イノベーション・フラッグシップ・プロジェクト」が韓国-ASEANデジタル協力の中心事業であることを強調し、迅速な推進のためにASEAN事務局の協力を要請した。このほかにも韓国-ASEANサイバーシールドプロジェクトへの協力や、ASEANデジタル経済枠組み協定(DEFA:ASEAN Digital Economy Framework Agreement)締結支援策などが議論され、デジタル・科学技術全般に協力を継続していくことが合意された。
[DW編集局]