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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)
- 元記事公開日:
- 2024/05/13
- 抄訳記事公開日:
- 2024/06/28
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BMWK:スタートアップ企業との対話を発展させる
- 本文:
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(2024年5月13日付、ドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)の標記発表の概要は以下のとおり)
BMWKは、2013年以来継続している「ヤング・デジタル経済に関する諮問委員会“Beirat Junge Digitale Wirtschaft”」をさらに発展させる。本日諮問委員会の席で、ハーベック(Robert Habeck)BMWK大臣は、スタートアップ企業との定期的な交流のための新しい形式を提示した。「スタートアップ・サークル“Start-up Circle“」というタイトルで、小規模で柔軟なサークルが、少なくとも年に2回、スタートアップの変化するテーマについて大臣と対話する。毎回、スタートアップ政策の現状や課題について、解決を志向して議論する。スタートアップ・サークルは、従来の諮問委員会型式に代わるものとなる。
BMWK大臣は次のように述べた。「新規課題に迅速かつ目的に合わせて対応できるように、スタートアップ業界とさらに柔軟な対話をしていきたいと考えている。スタートアップ・エコシステムをさらに強化することは、ドイツ経済の競争力にとって不可欠であり、スタートアップ活動に直結していることが非常に重要である。」
ヤング・デジタル・エコノミーに関する諮問委員会の共同議長は次のように述べた。「今回の新しい形式での大臣との対話によって、将来、重要なトピック関連の推進力を提供できるようになることをうれしく思っている。デジタル政策とスタートアップ政策が、ドイツ経済をより革新的で将来性のあるものとする上で、重要な手段であり続けることは間違いない。」
新しい「スタートアップ・サークル」の各会議には、それぞれに専門領域を持ったスタートアップの活動分野から最大5人の人員を招く。
2013年以来、諮問委員会が、ヤング・デジタル・エコノミーとスタートアップ企業に関する課題について、現職のBMWK大臣に助言を続けてきた。2022年からの連邦政府のスタートアップ戦略とその実施がスムーズに進み、若い革新的なデジタル企業の発言が政治の中心まで達している。
[DW編集局]