（2024年5月29日付、ドイツ連邦教育研究省（BMBF）の標記発表の概要は以下のとおり）

BMBFはDATI（ドイツ技術移転・イノベーション機構）pilot助成ガイドラインの一環として、20のイノベーション・コミュニティを選定した。ドイツ全土から約500のドラフトが提出された。

シュタルク＝ヴァッツインガー（Bettina Stark-Watzinger）BMBF大臣は次のように述べた：「DATIpilotへの関心が高いことは、我々のアプローチが正しい方向に進んでいることを示している。DATIpilotを通じて、20のイノベーション・コミュニティが最大500万ユーロの財政支援を受けられることを非常に嬉しく思う。これらのコミュニティは社会的に関連する研究トピックスや実装の課題に取り組み、約40％は社会的イノベーションに関わっている。これにより、ドイツにおける技術移転とイノベーションにさらなる弾みがつく。DATIの設立はこれに続くものである。」

DATIpilotは、現在設立中のDATI構想のための実験スペースとしてだけではなく、経験とアイデアの集積センターとしても機能する。

2023年7月に発効したDATIpilot助成ガイドラインは、すべてのテーマに開かれており、技術的イノベーションと社会的イノベーションの両方を対象としており、助成プロセスの簡素化と加速を目的としている。

[DW編集局]