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- 国・地域名:
- ドイツ
- 元記事の言語:
- ドイツ語
- 公開機関:
- ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
- 元記事公開日:
- 2024/05/22
- 抄訳記事公開日:
- 2024/07/05
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ドイツの研究とイノベーションに関する連邦報告書2024
- 本文:
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(2024年5月22日付、ドイツ連邦教育研究省(BMBF)の標記発表の概要は以下のとおり)
BMBFが提出した「研究とイノベーションに関する連邦報告書2024」が、本日の連邦閣議で承認され、発行された。この報告書は、連邦政府および州政府の研究およびイノベーション政策に関する包括的な情報を提供している。
シュタルク=ヴァッツインガー(Bettina Stark-Watzinger)BMBF大臣は次のように述べた:「激動する世界を前にして、ドイツの強みを顧み、必要に応じて新しく創り出す必要があり、それにはイノベーションが鍵となる。」
報告書はドイツが国際的に主要なイノベーション国であることを示している。その基盤となるものは、国、企業、大学による研究とイノベーションへの投資である。投資額は2022年に総額1,214億ユーロに達し、過去最高を記録した。
同大臣は続けて、「この投資は、成長と繁栄の中核を成します。そのため、国内総生産(GDP)に占める研究開発支出の割合を、2025年までに3.5%に引き上げるという野心的な目標を堅持している。DATI(ドイツ技術移転・イノベーション機構)の設立と共に、特に技術移転を強化するための次の手段がスタートゲートに入っている」と説明した。
成長機会法、未来戦略、SPRIND自由法により、すでに多くのことが実施されており、今後その効果が現れるだろう。
2006年6月22日のドイツ連邦議会の決議に従い、連邦政府は、2年ごとに研究とイノベーションに関する連邦報告書を提出している。
[DW編集局]