[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立科学財団(NSF)
元記事公開日:
2024/06/27
抄訳記事公開日:
2024/07/22

NSF 、プライバシー強化技術の実用化を加速するための新たな投資を開始

NSF launches new investment to accelerate the transition of privacy-enhancing technologies to practice

本文:

(2024年6月27日付、国立科学財団(National Science Foundation:NSF)による標記発表の概要は以下のとおり)

NSFは昨日、プライバシー強化技術を進歩させ、現実世界の問題解決のためにその利用を促進するための新しい投資を発表した。このプライバシー保護データ共有の実践(Privacy-Preserving Data Sharing in Practice:PDaSP)プログラムは、最近出された「安全・安心で信頼できる人工知能の開発・利用に関する大統領令(AI EO)」のミッションに沿うもので、連邦政府機関の重要な関心事項を含む、様々な有用実践事例やアプリケーションのデータを非公開で共有・分析する能力を強化する。

PDaSPは、NSFコンピュータ・情報科学工学局との連携の下、NSF技術・イノベーション・パートナーシップ局が主導し、Intel社とVMware LLCが産業界の、運輸省連邦道路管理局と商務省国立標準技術研究所が連邦政府のパートナーとして協力する。

PDaSPプログラムは、以下の3トラックで、要件を満たしている研究者・学際チームからの提案を歓迎している。

・トラック1:『プライバシー保護データ共有・分析の推進のための国家戦略(National Strategy to Advance Privacy-Preserving Data Sharing and Analytics:PPDSA)』の実用的なソリューション実現のための主要技術の促進(最長2年間、想定予算50万~100万ドル)
・トラック 2:アプリケーション環境での信頼できるデータ共有のための統合的・包括的なソリューション(最長 3 年間、想定予算100 万~150 万ドル)
・トラック3:プライベートデータ等の機密データを信頼できる形で共有するための利用可能なツールとテストベッド(最長3年間、想定予算50万~150万ドル)

[DW編集局]