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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 大統領府科学技術政策局(OSTP)
- 元記事公開日:
- 2024/07/02
- 抄訳記事公開日:
- 2024/07/25
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OSTPが「大統領府ホワイトハウス臨床試験フォーラム」を開催
- 本文:
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(2024年7月2日付、大統領府科学技術政策局(OSTP)の標記発表の概要は次のとおり)
先週、OSTPは「大統領府臨床試験フォーラム」を開催した。このフォーラムは、高まりつつある臨床試験へのアクセスの増加と、参加障壁の軽減に焦点を当てて、バイオメディカル・イノベーションを公平に加速するための進捗を強調し、行動を活性化させることを目的としている。この催しの一環として、食品医薬品局(FDA)のロバート・カリフ(Robert Califf)長官は、臨床試験に過小評価されているグループの参加を改善するため、多様性アクションプランのガイダンス草稿を発表した。
フォーラムには政府、支援グループ、医師、研究者、民間企業のリーダーが参加し、臨床試験の利用を全国的に拡大し、参加者の多様性を高めるための課題と機会について議論した。バイデン政権の科学顧問のアラティ・プラバカール(Arati Prabhakar)氏は健康状態を改善するために臨床試験がより多くのコミュニティに行き渡るよう喚起を行った。
国立衛生研究所(NIH)所長のモニカ・ベルタニョーリ(Monica Bertagnolli)氏は、研究をプライマリーケア現場に組み入れることにより健康結果の向上を目指す「健康のための研究公平性を推進するコミュニティ」という新たなイニシアチブを強調した。
フォーラムには次のトピックが含まれた。
‐ 過小評価グループへのリーチのためのコミュニティ参加インフラの強化
‐ 臨床試験の参加者募集とエビデンス創出の加速
‐ 人々を中心に置いた臨床試験の設計
‐ 全国的な臨床試験の準備態勢を作るための革新的な戦略策定 [DW編集局]