[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
大統領府科学技術政策局(OSTP)
元記事公開日:
2024/07/09
抄訳記事公開日:
2024/08/05

OSTP、研究機関における研究セキュリティ・プログラムの実施ガイドラインを発表

White House Office of Science and Technology Policy Releases Guidelines for Research Security Programs at Covered Institutions

本文:

(2024年7月9日付、大統領府科学技術政策局(OSTP)の標記発表の概要は以下のとおり)

 本日、OSTPは研究事業を所掌する連邦省庁・機関に対し、特定の大学および連邦政府の研究機関における研究セキュリティ・プログラムに関するガイドラインを発表した。

 本ガイドラインは、国家安全保障大統領覚書第33号(NSPM-33)(2021年1月)および半導体・科学法(2022年8月)に基づき連邦省庁・機関が大学や研究機関に求める研究セキュリティ・プログラムの実施項目を説明するもの。連邦省庁・機関は6ヶ月以内に本ガイドラインを踏まえた計画をOSTPと行政管理予算局(OMB)に提出することとなっている。

 研究セキュリティ・プログラムを実施するのは、年間5000万ドル超の連邦研究開発費を受給している大学や研究機関。本ガイドラインはプログラムに含める内容として、(1)サイバーセキュリティ、(2)海外渡航のセキュリティ、(3)研究セキュリティのトレーニング、(4)輸出管理のトレーニングの4項目について要件を定めている。

[DW編集局]