[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究・イノベーション機構(UKRI) 
元記事公開日:
2024/07/10
抄訳記事公開日:
2024/08/06

革新的なバイオマーカーによる認知症対策で英米が協力

UK and US join forces to tackle dementia with innovative biomarkers

本文:

(2024年7月10日付、英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり)

Innovate UKは、認知症の診断に関する革新的な研究を支援するため、「イノベーション契約(Contracts for Innovation)」を通じて英国企業4社に計400万ポンドの助成を行った。このInnovate UKの投資は、英国における新世代の高精度認知症治療法とソリューションの実現を目指す政府主導の取り組みである「バーバラ・ウィンザー認知症ミッション」の重要部分を構成する。

助成対象企業:
▽Cambridge Cognition Limited
▽AINOSTICS LIMITED
▽INTELLIGENT LAB ON FIBER LIMITED (iLoF)
▽Cumulus Neuroscience Limited

今回の助成により、各機関は「Bio-Hermes-002」研究の一環として、血液ベースのバイオマーカーとデジタル・バイオマーカーを評価できるようになる。この国際研究は、米国を拠点とする大手研究グループである Global Alzheimer’s Platform Foundation®(GAP)が主導しており、陽電子放出断層撮影(PET)による脳画像によって測定されるタウとアミロイドの脳病変の程度を予測できる、デジタルと血液ベースのバイオマーカーの探索に重点を置いている。これらのバイオマーカーは、タウ・アミロイドPETスキャンに依存する現在の認知症診断の標準基準に代わる、より効率的で侵襲性の低い代替手段を提供できる可能性がある。この研究は、認知機能が正常(CN)、軽度認知障害(MCI)、または軽度から中等度のアルツハイマー病(AD)認知症であることが示された1,000人の参加者からなる民族的に多様なコホートを対象に実施されるもので、参加者は英国、米国、カナダ、欧州の30か所に及ぶ。

[DW編集局]